「何!?何かあった―…」


あわてて部屋から出てきた
亜未とあたしの目線の先には



あの美味しそうなショートケーキの
残骸がっ……





「ーっっ!何やってんのよー!!!」


亜未がカンカンに怒っている。




「ごめん、ごめん。つい手が…」


すべっちゃったんだもーん。


「すべったって!?ありえない!」