―――次の日。
あたしは教室にいつもどおりに着いて机の上に鞄をおいた。
「さっよ~♪」
ポンと肩を叩かれて振り向くと仲良しのミユの笑顔が見えた。
「昨日、ナツキくんと一緒に帰ってたよね~」
「なんかあったりした?」と聞いてくるミユの言葉にあたしは混乱。
『昨日、一緒になんか帰ってないよ?』
「嘘~。ナツキが一緒に帰る、って言って紗代の後ついていってたよ?」
ミユも大きく目を開けてあたしに言うからあたしは不安になった。
・・・もしかして、
後をついてきたとか・・・ないよね?
一瞬、頭を横切る不安を必死に抑えてぱっとミユの顔をみた時。
ミユの後ろにある笑顔であたしの心は凍りつく。
口端をあげてニタニタと笑う不気味な口元に一気に昨日の恐怖がよみがえってきた。
「紗代ちゃん、おっはよ~。また会ったね?」
・・・ナツキ。
あたしは教室にいつもどおりに着いて机の上に鞄をおいた。
「さっよ~♪」
ポンと肩を叩かれて振り向くと仲良しのミユの笑顔が見えた。
「昨日、ナツキくんと一緒に帰ってたよね~」
「なんかあったりした?」と聞いてくるミユの言葉にあたしは混乱。
『昨日、一緒になんか帰ってないよ?』
「嘘~。ナツキが一緒に帰る、って言って紗代の後ついていってたよ?」
ミユも大きく目を開けてあたしに言うからあたしは不安になった。
・・・もしかして、
後をついてきたとか・・・ないよね?
一瞬、頭を横切る不安を必死に抑えてぱっとミユの顔をみた時。
ミユの後ろにある笑顔であたしの心は凍りつく。
口端をあげてニタニタと笑う不気味な口元に一気に昨日の恐怖がよみがえってきた。
「紗代ちゃん、おっはよ~。また会ったね?」
・・・ナツキ。

