春ver

どうしよう。
結胡とのデートを断って、美咲先輩とデートの約束をしてしまった。

辻 美咲。

髪が長く、茶髪。
起用にくるくると巻いてあり、ピアスをしている。
背が高く、162cmもある。
顔立ちはいい方だと思う。

今日はこの先輩とデートの約束をしてしまった。

朝、先輩との待ち合わせの場所に行った。

「もー!は~君遅いぃー!!凄く待ったよぉ~。」

美咲先輩が甘ったるい声で言った。

「すみません、美咲先輩。風呂入ってて・・・・・」

「じゃあ、あそこのカフェでパフェ奢ってくれたらゆるす♪」

そう言って先輩は俺の手を引っ張って店に入ろうとした。
外から見せの中を見ると、結胡と瀬戸さんがいた。

「せっ先輩!ちょっとまってくださいっ!!」

「ん?なぁに♪?」

「あっあの、あっちの店にしませんか??」

「えー。やだぁ~。ここのお店の苺パフェ美味しいんだよぉ♪」

俺の願いは打ち砕かれた。
店内に入ると同時に結胡と目があった。

「あれ・・・・・・結胡・・・・?」

わざとらしく振舞ってしまった。
どんどん曇っていく結胡の顔。
なにをいいたいのかがすぐに分かる。

「春・・・・・・・・・?」

今にも泣き出しそうな結胡の顔。
そんな顔をさせているのは俺。

「春・・・・・・横の人・・・・・誰・・・?」

言いたい言葉が口からでい。
悔しさで手を握り締めた。