・・コイツ・・


悪戯っぽくあたしを見るその顔はまさにアイツそっくり。


「どーぞ、ご自由に」



そんな脅しがあたしにきくと思ってるの?


残念でした、冗談じゃないっつーの。


「あんまりさ」


そこまで聞こえたかと思うと

「いた」

グイッと腕を引っ張られて

ガンと職員室のドアに背中をぶつける。


「オレを怒らせない方がいいんじゃない?」


・・本当に何処までもコイツは


塚本そっくりだ・・


「そう・・ですか」


だったら!!