【壊抱き番外編】キミに永遠の愛を誓う―阿川先生Side―




先生の後に付いて教室の中に入った。


いつもと同じ顔ぶれ。


その中に制服姿の女の子がいた。


この子が新しい生徒か?


17歳って言ってたよな…。


ってことは、高校3年か?


彼女がこちらをチラッと見た。


目がクリッと大きくて、整った眉に長いまつ毛。
唇は、ほんのりピンク色。
透き通るような白い肌。
背中まである長い黒髪をおさげにして、銀縁のメガネをかけている。
それに制服も崩してなくキチンと着ている。


彼女は俺にニッコリ微笑んだ。


俺は恥ずかしくて、思わず目を逸らしてしまった。