自分の部屋に帰り、順番にシャワーを浴びた。


汗でベタベタしていた体がサラサラになって気持ちいい。


穂乃ちゃんにスウェットを出そうとしたら着替えを持ってきてるからと断られた。


そう言えば……彼女は鞄の他に小さなボストンバックを持ってた。


家出でもするつもりだったんだろうか?


俺はそんなことを思いながら、キッチンで紅茶をいれた。


紅茶が入ったマグカップを持って、リビングに行き、テーブルの上にマグカップを置いた。


ソファーに座っている穂乃ちゃんの隣に座った。