「明後日のクリスマスイブって何か用ある?」
「彼女がいない俺に用があると思うか?」
「そうだったな」
俺はクスッと笑った。
「お前なぁ……イヤミ?」
「いやいや、そういうわけじゃ……。あのさぁ……明後日、穂乃ちゃんと結婚式をするんだよ。それに出席してくれないか?」
「もちろん!喜んで出席させてもらうよ」
「良かった。でな、式を挙げるとこなんだけど……ここに11時までに来て欲しいんだ」
俺は1枚の紙を机の上に置いた。
ネットから地図をプリントアウトした紙。
「ん?ここって、児童養護施設だよなぁ?」
地図に赤丸のしるしをつけたとこには"〇〇園"と書いてあって、それをを見た瑞樹がそう言った。
「あぁ。そこで式を挙げるんだ」
「は?何で?」
瑞樹は地図と俺を交互に見ながら聞いてきた。



