あ……。
そうか……。
瑞樹の親父も会社を経営している。
しかも穂乃ちゃんの親が経営している会社と取引がある。
知っててもおかしくない話だ。
何で俺は穂乃ちゃんの名字を聞いた時に、穂乃ちゃんの家を見た時に気付かなかったんだ?
そうある名字じゃないのに……。
あの家と名字を結び付ければわかりそうなのに……。
まさか、穂乃ちゃんがあの大企業の令嬢だったとは……。
「昨日、あれから久しぶりに実家に行ったんだ。それで咲哉の話しになって、穂乃ちゃんのことを話したら、親父が教えてくれた」
「そっか……」
「親父が言ってたんだけど、穂乃ちゃんの家は複雑らしいな……」
えっ?
俺は目を見開いて瑞樹を見た。



