「咲哉さん?」
「ん?」
「さっきの電話の人……お友達?」
「あぁ。そうだよ。高校の同級生で俺の親友」
「そうなんだぁ……」
穂乃ちゃんがクスッと笑った。
「どした?」
「ん?電話で少ししか話してないのに、何か楽しそうな人だなって思って」
そう言うと、再び穂乃ちゃんがクスッと笑った。
「遅くなって悪いな……」
瑞樹がテーブルに来た。
「おせぇよ!自分から誘っといて……」
「いやー……道が混んでてさぁ……」
15分の遅刻。
しかも道が混んでのは嘘だな。
……ったく、彼女なら怒って帰ってるぞ。
メニュー