パパがママの肩を優しく抱きながら囁いた。
だったら..おばあちゃんは
死ぬのを分かっていたの?
だからこうして此処までわざわざ来たの?
だったらおじいちゃんは?
おじいちゃんはその事を..
「おじいちゃんは?」
「あ、処置室にいるよ」
蓮くんが教えてくれておぼつかない足取りのまま蓮くんが教えてくれた
処置室へと向かう。
静かな病院。
今はあたし達しかいない。
眩しい電気も、奥の方は付いていなくて
何だか不気味な感じがする。
「心ちゃん」
蓮くんは優しくあたしの名前を呼ぶと
手を握ってくれた。
力強く
優しく。
処置室と書かれた場所について中に入ろうとしたその時だった
「やっぱりばれちゃったのね」


