「ごめん、ごめんね、花」
おばあちゃんが優しくママを抱きしめる。
それにまるであかちゃんのようにしがみ付くママ。
「大丈夫か?」
隣にいたパパがそっとあたしの肩を抱いてくれて
あたしまで涙が溢れてしまう。
もしママが病気だったら..
やっぱりちゃんと言って欲しい。
一人で苦しんでる姿は見たくないし、
家族なんだもん、協力してあげたい
何か出来る事があるなら何でもしたい。
それが..家族っていうことなんだもんね。
「パパ..あたしね」
抱き合う三人を見ながら
パパに声をかけた。
「何だ?」
「あたし、この家族に生まれて良かったぁ」
「そうだな。パパもママと家族になれた事を今でも感謝しているよ」


