「ハイハイ、そうそう、うちのグループの班長は大島君だから。
今のうちに挨拶してきなさい」
「はぁい」
そっかぁ、大島くんも同じグループなんだよね。
大島くんと一緒に修学旅行回れるなんて
すごく楽しみ!!
「大島くん!」
席で難しい本を読んでいる大島くんに声をかけた。
本に落ちていた視線をゆっくり上げて
あたしをまっすぐ見る。
「なに?」
優しい眼差しで。
「大島くん、班長なんだよね。さっきはごめんね。これから宜しくね」
大島くんはクスッと笑ってから
「いいよ、こちらこそ宜しくね」
ニコッと笑顔を見せてくれた。
その笑顔に胸が
キュン
ってなる。
あれ?まただ。
「あ、うん。それと北海道ありがとう!あたし達抜け出しちゃったのに」
「その事で少し聞きたいんだけど。黒崎さんは須賀君と本当に付き合ってないの?」
え?


