「ねぇ心、悩み事とかない?」
須賀くんとの作戦会議終了後。
教室に入ってきたあたしに
開口一番に言った言葉がこれだった。
「悩み?どうしたの?急に」
「だってさ、須賀にあんな風に連れて行かれたりして。」
須賀くんには話すなって言われてるんだよね。
だから
「ごめんなさい!これは誰にもお話しちゃいけないのです!」
そう言って
がふっと口を手で押さえる。
「ま、まぁ大丈夫ならいいんだけど。さっき明らかにおかしかったでしょ?
修学旅行楽しみにしてたのに」
「う、うん、平気だよ。大丈夫」
うん、きっと大丈夫。
だってあたしは須賀くんを応援するって言ったんだもん。
だから
きっと
「あっそ。ちなみに修学旅行の行先、北海道だから」
「やったー!!」


