「んン…‥ふぁ~あぁッ‥…って!!!やっば!!!!」

いつの間に寝てたんだろ。


携帯の時計を見たら6時をまわってた。



「さッ…む…‥」

開けっ放しの窓からは
ひんやりした風がふいていた。


教科書や荷物を鞄につめて

窓を閉めようと席をたった。


もぅ、空が薄暗いオレンジ色に染まっていた。


青春の音はもぅ聞こえない。



静かな学校。




まるで私の心みたいだね。




ガララララ…‥ピシャン



私はそっと窓を閉めた。





その時だった。



    スパコ―――ンッツッ




え?


何の音―…‥?



私は急いで窓を開けた。