『ねぇっ!柚樹、聞いてる?』
「えッ?!あッ…うん!!聞いてるよっ♪」
 
『う~ん‥ならイィけどっ♪
柚樹ってたまに話し聞いてない時あるから…』
 
 
あたりまえじゃん。

別に聞く気ないし。


「えッ?そんなコトないよぉ~★
私、ちゃんと聞いてるよ??
‥…昨日、彼氏としちゃったと‥『わぁあぁあ!!柚樹っ!!声!!おっきぃよぅ!!』
 
梓が顔を真っ赤にして慌てて私の口を押さえた。


「アハハッ♪ごめん、ごめん(笑)」
『もぅ。。/////』






私は
橘 柚樹、16才。
髪は自毛茶のストレートロング。
目は、結構デカい方。

化粧も恋もオシャレにも、興味を持ってる
ごく普通の高生1年生

ただ、

自分でも中学の時より、何事にも冷めたと思う。





この子は
平瀬 梓、16才。
背が低めで、茶色に染めて、毎日巻いてる。

他校に同期の彼氏がいて、ノロケ話は日常茶飯事。


いかにも恋してるって感じ。




唯一クラスで仲がいいけど


カタチだけの仲。



って私は思ってる(笑)