「やだぁ!友…!結婚してくれるって…言った、じゃん。指輪、してるのにっ!ね、あたしの指、見て?これ、見てよ。起きてよ!」
友の両親の前でも、果南斗は気にしなかった。
両親も、気にしていなかった。
むしろ、人前で泣き叫ぶことのできない両親の代わりにもなっていたのだろう。
「果南斗…行こう」
「香ちゃん…」
崎冬馬と立宮香は、果南斗を支えながら、友の家の中につれていった。
「友………」
そのあと、果南斗はずっと泣いていた。
ずっとずっと、果南斗の涙は枯れなかった……………
───●番外編●END───


