「1人…って、相手は誰なの?!そんな無責任な人と子供作ったの?」
ガタンと立ち上がる冬野。
「違う!!……あいつを…あいつをそんなふうに言わないで!絶対産む!あたしは絶対譲らない。」
母親はしばらく呆然としていた。
「……勝手にして。子育ては大変でも、投げ出せないのよ?後悔しても知らないわよ!」
「後悔なんてするもんか!
先生、次はいつくればいい?」
冬野達に圧倒されて、今まで黙っていた医師が、カルテをめくる。
「じゃあ、次の月曜日に来てね」
「はい。じゃ、どうも!」
母親をおいて、冬野は病院をでた。


