「3ヶ月ですね……」 「何が?」 「…妊娠ですよ。おめでとうございます。」 口をあんぐり開けたのは、冬野だけではなかった。 冬野の母親も、いつも気にしている自分の容姿、化粧を忘れて、間抜けな顔をさらしていた。 「そ……そんな…!冬野ちゃん、相手は誰なの?!」 震えた声で母親が口を開く。 「先生、まだおろせますよね?冬野ちゃん、おろしなさい。」 「あたし……産む。絶対産むから。」