「やっぱ、そうなんだねー・・・。

そっかぁ、花は“死んだ元彼”のことがまだ好きなんだね!」

「辞めてよ・・・ッ」

「辞めないっ。だって、花。まだ好きなんでしょう?」

「好きじゃないよ・・・」

「じゃあ、さっさと忘れなよぉ?

“死んだ男”なんてっ」「辞めてよ!」


アタシは、屋上から飛び出した。




・・・3階、2階・・・




2階と1階の間の踊り場で立ち止まった。