部屋にもどると、しばらく沈黙が続いた。


今は、陸と話したくない!


ー陸side-


なんか…さっきから、葵の様子が変だな…


なんかしたかな



心あたりがありすぎて、わからん…


でも、


葵は多分、俺のこと考えてるな♪


それだけで、お腹いっぱいです!



-葵side-


なんか、部屋にいるのがやだなぁ


陸は風呂いったし


どっか行くかぁ


私はゆっくりとドワを開けた。



「やめろっ!雛!」



「やだっ絶対やだ!」



廊下には、大河と雛ちゃんがなぜやらモメていた。



「雛!いいかげんに!んっ」



…えっ…



突然、大河の唇に触れた雛ちゃんの唇…



「な、にしてんの…?」



「葵!?」



気持ちが込み上げて、ワケわかんない。



「大河のバカ!」



私はその場から走り逃げた。



あまりにも…


ショックで



「葵!!違うんだ!これはっ」



「大河ぁ、行っちゃヤダ。雛を…見てよ。」



「雛…?」





ついに動き出してしまった。


「別れ」と言う名のゴールに、私たちは…