「いや~お前の母ちゃん面白いな♪」


「…」


「おいっ!?きいてんのかよ?」


「…」


チュッ…


「!!」

こいつ…いまホッペに!!

キスした~!!


ハズかしいッ


道のど真ん中だよ!


「これからだから!」


「えっ?」


「今、葵が完全に俺のこと好きじゃなくても…これからお前が俺に夢中になるようになるから…覚悟しとけよ?」


トクン…


!!

心臓がドクドクしてる…


かっこつけすぎなんだよ!

「待ってるわよ!」


なんだか、こいつのこと分かってきた気がする。


「おうっ!」


大河はニカッと笑った。


その眩しい笑顔に、また胸が動いたことは…


誰にも内緒…。