相手の眉間に到達する寸前に、剣の切っ先が停止した。 「グレアム!?」 大切な、大好きな従者の顔が、そこにある。 ユーリは剣を放り出し、のけぞったまま、窓から落ちそうになっている相手を、部屋の中へと引っ張り込んだ。