アイドルになら殺されてもいい!

いったいこの状況をどうしたらいいんだろう?



俺の目の前には血まみれの天使が
微笑みを浮かべながら


ナイフをこちらに向けている。



本性を見せた彼女は
ナイフを振りかざし俺を圧倒する。



何の迷いもなくナイフを突き立てた彼女。



おそらくマネージャーも
何の迷いもなく突き立てられたのだろう。




ナイフを。




もしかしたらうちの親も彼女に…



考えたくない。
そんなことは考えたくない。