アイドルになら殺されてもいい!

脈絡もなく取り出された両刃の
殺人用ナイフは



さりげなく



本当にさりげなくといった表現が
ぴったりくるほど






猫の胴体に突き立った。





断末魔の声を上げる猫。




飛び散る血しぶきを
避けることもなく浴び続ける彼女。




返り血で全身が真っ赤になった彼女は
ナイフを抜き
すっと立ち上がった。




彼女の髪の毛から滴る猫の血。