きみに守られて

「わからない!、わからないよ!。
どうして!」

「これだけは信じて。
ぼくは絶対に君に危害は加えない。
君がイヤならぼくは、
君から見えないところにいる、
できれば君の場所が安全だと
確認できるまでも良いから
君のまじかにいたい」

沈黙。

沈黙の気持ち悪さに言う
「絶対!絶対!
君に危害はくわえないから、
だから、側に、
こんな事になったのも
何か意味があるかもしれない。
励ましにもならないけど
とにかく側に。
どうか、どうかお願いだ」

「別にいいですよ」

感情がなく冷めた口調だったが、
何物にも替え難い救いの言葉だった。


「家に帰りたい」と、立ちあがる。

「ゆっくり歩いていこう?」
後ろ側をついて行く。