きみに守られて

「会った時には、もしかしたら
俺の記憶が残るというのが、
ユリを困らせ、
負担になるかもって、思って、
別に言わなくてもいいかなって
勝手に思って、
それが結果的に自分で自分
を追い込み、
今こうしてユリを傷つけてしまったけど。
俺っていろんな事に弱いから。
もしユリを本気で好きになって
俺の残りの人生、
ユリ無しで生きていけるかなって
思ってしまたんだ。
テレビに映るユリの姿が愛しく、
辛くて観れないだけならいいけど、
行き過ぎて、
たちの悪いストーカーにでもなったら、
それこそ自分が嫌になりそうで、
だからとっさに、
ユリが凄い勢いで気持ちを
俺に言ったから
思わず口から出たんだ、
あんな酷い事が。
ごめん、俺は人の気持ちに対しても
情けない程弱かった。
いつも思っていたよ。
ユリをこの手で思いっきり
抱きしめたいって。
天使を人の手で触ったら
だめだって思っていた時もあったけど、
だけど好きな人は好きなんだ。
俺は凄くユリが好きだよ、
女優とかじゃ無く、
今ここに居る大島優里が大好きなんだ。
嘘をついた俺を許してほしい」