きみに守られて

真実の愛、
期間限定の愛、
情欲だけの愛、
偽りの愛、
今の自分の気持ち、
愛しい人への想い、
永遠の愛、
ユリツキは息が詰まる程考えた。

夜明けはくる。

一睡も出来なかった優里は
機械的に朝食を作っていた。
無言のままに食事を終える。
優里の泣き崩れたような
暗涙の瞳はまるで
血の涙でも流したかのように、
無気力で浅黒かった。

いつものお気に入りの掛け声が
聞こえる事は無く、
時間が天罰のように圧し掛かり、
関係ない皆までも苦しめる。