「どうよ、いいかい?
そろそろ話して」犬が聞く
「なんとか・・・あのさ・・、
なんで喋ってるの?
これはどう言う事?
お前がやったの?
なんで止まってんの?
どうなってるのですか?
なんか知ってるの?
おしえろよ!お前!」
タメ口の敬語。
「まぁまぁ、
順を追って話すよ、
落ち付け」
お座りした犬、
聞き入るユリツキ。
「まずオイラは神様。
おっと神様だからって
後光がさしてない!
とか言うなよ、
宙にも浮かばないからな、
そんな格好もしたことあるけど一昔前」
(一昔ってどんだけの昔だよ)
「じゃこれもあんたがやった事?」
(なんでこんなことしてんだお前は)
「オイラがやった!」
踏ん反り返るような犬
(偉そうに言うなよ)
「じゃ元に戻せよ」
力の限りで人差し指をさしたユリツキ
「ダメダメ」
”お手”
しか出来ないはずの犬の
前足は左右に動き、
ユリツキの意見を拒否した。
(何言ってるんだよ、こいつは)
「なんでダメなんですか?」
「それを今から説明するよー」
「あぁあ、なんで犬なんだよ」
「だから説明するって、
お前天罰くらわすぞ!
話しを聞け!」
犬がキレた。
右前足をユリツキに突きつけた
多分中指を立てたのだろう。
(本当かよこいつ、
うさん臭いなぁ。本当に神様か?)
「言っとくが、
こんなに近いとお前が考えてる事
全部マル聞こえだから」
「あ!」
「あ!じゃねぇよ。
もういいから説明するぞ」
「はい・・。」
神様と名乗るビーグル犬が
真剣に話しだす。
「オイラがこんな事したのはな、
お前にあの子を助けて来て貰いたいのさ」
ビーグル神様は前足で『大島優里』をさす
「オイラのちょっとしたミスで
あの子を、三年前の
ちょっとした別世界に
送りこんじゃってね、まいったよ」
そろそろ話して」犬が聞く
「なんとか・・・あのさ・・、
なんで喋ってるの?
これはどう言う事?
お前がやったの?
なんで止まってんの?
どうなってるのですか?
なんか知ってるの?
おしえろよ!お前!」
タメ口の敬語。
「まぁまぁ、
順を追って話すよ、
落ち付け」
お座りした犬、
聞き入るユリツキ。
「まずオイラは神様。
おっと神様だからって
後光がさしてない!
とか言うなよ、
宙にも浮かばないからな、
そんな格好もしたことあるけど一昔前」
(一昔ってどんだけの昔だよ)
「じゃこれもあんたがやった事?」
(なんでこんなことしてんだお前は)
「オイラがやった!」
踏ん反り返るような犬
(偉そうに言うなよ)
「じゃ元に戻せよ」
力の限りで人差し指をさしたユリツキ
「ダメダメ」
”お手”
しか出来ないはずの犬の
前足は左右に動き、
ユリツキの意見を拒否した。
(何言ってるんだよ、こいつは)
「なんでダメなんですか?」
「それを今から説明するよー」
「あぁあ、なんで犬なんだよ」
「だから説明するって、
お前天罰くらわすぞ!
話しを聞け!」
犬がキレた。
右前足をユリツキに突きつけた
多分中指を立てたのだろう。
(本当かよこいつ、
うさん臭いなぁ。本当に神様か?)
「言っとくが、
こんなに近いとお前が考えてる事
全部マル聞こえだから」
「あ!」
「あ!じゃねぇよ。
もういいから説明するぞ」
「はい・・。」
神様と名乗るビーグル犬が
真剣に話しだす。
「オイラがこんな事したのはな、
お前にあの子を助けて来て貰いたいのさ」
ビーグル神様は前足で『大島優里』をさす
「オイラのちょっとしたミスで
あの子を、三年前の
ちょっとした別世界に
送りこんじゃってね、まいったよ」

