資料室から出て行こうとする工藤を、俺は引き止めた。 「お前の目的は何なんだ?」 「目的? そんなの、ありませんよ」 不敵に笑ったその目を見ていると、やはり何か狙いがあるように思える。 「鈴音のこと、本当に好きなのか?」 「好きですよ、もちろん」 悔しそうににらんでる俺と、 余裕の笑みで俺を見ている工藤。 .....明らかに向こうの方が上だった。