Smoke ♥ Kiss




首筋に当たるのは、舌?

ファーストキスのときと同じように、気付いたらすぐ側に、いた。
この前とおんなじタバコの香りがして、体がビクンと反応した。


「せ、んせい?」

後ろには壁、横は先生の腕。


「恭祐って呼べよ」


首を離れた唇は、あたしの唇に重なった。
横にあった腕は、いつの間にかあたしの後頭部を押さえていた。
そして、熱い舌が入ってくる。

「あっ....」


抵抗できずにいたら、ふと先生が離れた。



「....わりぃ。寝不足で抵抗できねぇのに襲うなんて。俺、最低―――」

「あ、いや、別に....」


嫌じゃない、と言おうとして、気付いた。
あたし、先生のこと嫌だったんじゃないっけ?
こんな風に気遣ってくれて、悪い人じゃないのはわかったけど......。


複雑すぎて悩んでたら、先生が笑った。


「何その顔、数学やってるときみたい」

「へ?」

そんなに変な顔してた?
うわー、だったら恥ずかしぃ///


「そんな顔、俺以外に見せんなよ?」