Smoke ♥ Kiss



少しして、寝たら帰るかな、とか思い始めたとき、


「もう寝た?」

と声がした。
まだ顔が赤いかもと思って、その格好のままで


「寝てない、です」

って返した。



「.....お前さ、俺のこと避けてた?」

「......」

「もしかして、俺のこと、嫌だった?」

「....そんなこと、ない、です」

「....なぁ、顔出せよ」


そう言って布団をめくった先生は真顔だった。


「俺のこと、嫌なのか?」

「.....そんなこと、ない、けど」


目を合わせられなくて、俯いたまま呟いた。



そして、タバコの香りがした。