〜〜〜〜〜RUN〜〜〜〜〜






君はきっと僕の手の中にいると思っていたのに
いつの間にか抜け出して
遠くへ行こうとしていた
もう一度手を伸ばして 掴もうとたけど
空気をつかんだように何もなかった

あれから何年たったんだろう
今更だとわかっているから
今更だから叫ぶんだ
聞こえないと分かっているから
いつまでも
どこまでも

前を見て思う
君はそんな遠くへ行ってしまったんだと
ふと後ろを見て思った
進んでないのは僕なんだ
じっと立ち止まっているのは
立ちすくんでいるのは
君は前を向いている
前に進んでいるんだと

あれから何年たったかなんて
今更関係ない
今更だから走るんだ
君の居るその場所へ
追い付けるように
いつまでも
どこまでも

あれからずっと進んでた
確実に前に進んでた
君に追いつけることを祈って
追い付けることを前提に
僕は走り続ける
いつまでも
どこまでも