気づいたときには、あらにぃに抱きしめられていた…… あらにぃが耳元で喋る。 「傷つけられた覚えなんて俺は無い。むしろ美佳を傷つけた。ごめん。 俺は美佳のこと嫌いじゃない。美佳が俺のこと恨んでんだって思ってたし 俺のせいだし……」 あたしは必死に首を振る…… 「美佳のせいじゃない。それだけは確かなことだから……」 あたしは涙が止まらず答えることが出来ない。 「たくさん傷つけてごめんな。」 ・