2年後。鐘の音が響く教会。
アタシは真っ白なドレスを着て立っていた。

隣にはもちろん


アタシのknight


「涼介?」

白いタキシードを着て微笑む涼介にキスをした。

「涼介は、いつもアタシを守ってくれるknight(騎士)だね?」
そう呟いて涼介を真っ直ぐ見つめた。

少し顔を赤くしている涼介。

涼介がアタシにキスをした。







「当たり前。」
そう呟いた涼介。
「流石だね。」

「ふっ…。俺のお姫様は…。」






「ホントに可愛いね。」


顔を赤くしたアタシ…。
負けた…。

「勝った。」

ニヤリと笑った涼介。

ムカツク…。





「まっそういうトコロが可愛いんだけどね。」



アタシの王子様。


そして


アタシのknightは


少し




意地悪なようです。





END