どうしよう…。

火照ってきた…。
「熱上がってきたかも…。」


「ホント?」
「へ!?」
ドアの前に立っていたのは李乃。
「熱上がってきた?ダルイの?」
まぁ…熱あんのは本当だし…。ダルイのも本当だし…。
「…まぁ。」
「大丈夫?」
「大丈夫だよ。寝てるから。」
「なんか心配だなぁ。」
おいおい…。信用しろよ…。
「アタシ…洗濯してくるけど、良い?」
「あぁ。ゴメンナ。宜しく…。」
「うん!」

ホント可愛いな…。
結婚したら毎日こんななのかな…。

いいかも…。
「寝よ…。」


…………


「っ…。」
どのくらい経ったんだ。
「下行こ…。」