5分程で着くのに30分かかった…。
何故なら…。
お兄ちゃんもアタシもナンパされまくったから。
やっと涼介ん家。
「こんにちは~。」
アタシが挨拶をする。
「李乃ちゃん?」
「雄貴さん!!」
「何年ぶりだろ…。2年くらいか?」
「そうですね。」
「可愛くなったね。」
「ありがとうございます。」
「よぅ雄貴。」
「燐!!」
「久しぶりだな。」
「だな。上がれよ。」
「おう。」

-リビング-
「あれ?涼介は?」
「んー寝てる(笑)」
えぇーもう昼だぞー。
「李乃ちゃん。涼介の事起こしてきてくれる?」
「へ?」
アアアタシが!?
「お願い!!」
「…分かりました。」