「夏本!!釘ちょーだい!」
「うん!!」
明日は体育祭!アタシは男子のお手伝い。
アタシは身長が足りない為、少し高い台に乗って作業している。
ふわっ
強い風が吹いた。その瞬間、台から足を踏み外す。
「キャッ!!」
落ちる!!
何かがアタシの体を支える。アタシは涼介の腕の中。
「ドジ…。気をつけろ。」
「うん…。ありがとう。」
「ニコッ」
笑みを見せた涼介。3週間経った今でも口をきかない涼介と永ちゃん。何か寂しい。あの2人は凄く仲が良かったから…。