授業も終わって休み時間。李乃は、また永人と話している。李乃が机の下に眼鏡を落とした。
!!!?
眼鏡を拾おうとした2人の手が重なった。その瞬間、永人が李乃にキスをした。
李乃は顔を真っ赤に染めて放心状態。
「っ!!」
俺は見てられなくなって2人のもとへ歩み寄った。
「涼介…。」
李乃の俺の名を呼ぶ声。
バコッ
俺は永人を殴った。
「お前…ふざけんなよ。」
「……。」
何も言わない永人。殴られた永人の口元には血が滲んでいる。
「…李乃、行くぞ!!」
「うん…。」