~5分後~
やっと離してもらえた…。
「ねぇ涼介?」
「なに?」
「好きって愛の言葉じゃん?」
「うん。」
「勇気を出して人は愛の言葉を言うのに私達は、ゴメンネの言葉で台無しにする。これって残酷な事じゃない。」
「……李乃は優しいね。」
「?」
「俺、何にも考えずに断ってた。李乃はそこまで考えてたんだね。」
「…だからね、私は友達から始めてるの。」
「…でも俺、妬いちゃうから。」
「へ?」
真っ赤になる涼介。めっちゃ可愛いんですけど…。
「(クスッ)涼介、可愛い。」