-授業中-
涼介の悲しい顔が頭から離れない…。中間テスト前なのに全然、授業に集中できてないよ…。
涼介の方をチラッと見ると涼介は何事も無かったように気持ちよさそうな顔で寝ていた。
アタシ…考えすぎ?なんか…アタシ…馬鹿みたい(笑)
「えーこの問題を早川、解いてみろ。」
「……はい。」
気だるそうに前へと出ていった。
大丈夫なのかな?さっきまで寝てたのに。