「そうだ、咲良。」
「ん?」
「文化祭終わったら大事な話あるから。」
圭が言う。
「えー?何、何?」
「約束な。」
そう言った圭は真剣な表情。
圭…?
「う、うん。」
大事な話…か。
何だろ…すごく気になる
――ガラッ
「おは…」
「聞いた!?美人転校生だってさ!」
「マジ?」
クラスに入ると何だか騒がしい。
転校生…?
仲良くなれるかな。
すると
「九条、咲良と仲良く登校?」
彩夏が圭に言う。
「ちげぇよ。」
「ち、違う…そんなんじゃないし。」
私達は彩夏に言う。
「怪しい!」
彩夏は笑って言う。
私は知らない。
これから何が起きるかだなんて。