「夏休み明けたら、また…遊んでくれる?」


私は圭に聞く。


「ああ。当たり前だろ。」


圭は笑って答える。


不安だったんだよ、
いつか圭が離れちゃうのかなって。


何となく…


「送るよ。」


「ありがと。」


圭、


圭といる時間は
こんなに大切で大好きで



だから


ずっとこうしてたかった



それは

私だけだったのかな。


夏休み、
圭とはしばらく会えない



だから


本当に寂しい。


だめな私だな。


いつになったら
君に言えるかな。



大好きです。と…



諦められない。


だからと言って
なかなか前に進めるわけじゃない。




私はどうしようもない。



もっと素直になれたら
いいのに……


私は勇気なんて
全然なかった。



だから

だめなんだよね。