ただずっと、君だけを。




「こんな話して悪かったな、ケーキ食おうぜ。」


「あ、うん…」


圭はケーキを取り分ける。


「美味しそ…」


ケーキだぁ…


「いただきます!」


私はケーキが置かれるとすぐ食べる。


「ん…美味しい…おかわりしなきゃ。」


「本当、咲良は食べるの好きだな。」


圭は笑って言う。


「美味しいんだもん!」


私は圭に言う。


「良かった、喜んでもらえて。咲良の誕生日は特別だからな。」


圭が言う。


「ありがとう!すごい楽しい。」


「また来年も祝ってやるよ。」


圭が言う。


……え……


「また来年も…あるの?」


私が聞くと圭は笑う。


「咲良、口元。」


…あ…

クリームまみれ…


「あるよ。だからさ、咲良も来年も俺の誕生日はよろしくな。」


「うん!」


来年も…かぁ。