だけど


「九条君!!」


女子達も圭の元へ。


や、やっぱり?


「大人気ですな。」


彩夏が言う。


「だね、あ…準備しよっか。バーベキューの。」


私は彩夏に言う。


「そうだね。」


「うん!あ、そういえば…咲良…」


「うん?」


私は彩夏を見る。


「咲良、誕生日…あさってでしょ?ごめん!今年は一緒に祝えないや。バイトで…」


誕生日…


「大丈夫だよ。バイト頑張れっ」


私は彩夏に言う。


「ありがと。埋め合わせちゃんとするからさ!」


「うん!」


私達はバーベキューを始めた。






「お、美味しかった…」


「だね!!」




太りそう…。


「咲良、食べすぎ。色気ねぇな。」


圭が笑って私に言う。


「なっ…」


確かに
かなり食べたけど…