ただずっと、君だけを。






「咲良。」


「ん?」


圭は私を見つめる。


――ドキッ。


「ありがとな。すっげー嬉しい…」


圭は私の頭を撫で言う。


「う、うん…」



良かった、
圭が喜んでくれて。


「か、帰ろっか…」


「ああ。」


圭は笑って答える。


その後、私達は話しながら一緒に帰宅。



ずっとこうしてたかった


圭といるこんな時間が
私には大切で大好きで…


ずっと失いたくなかった




圭、どうして私達は……












「咲良、嬉しそうね?」


家に帰るとお母さんに言われた。


「そ、そうかな…」


「上手く行ったのね?」


「う、うん…」


ずっと
頭から離れない。


圭の言葉、笑顔が。



圭への大好きが
止まらない。