ただずっと、君だけを。




「何やってんだろ…」


私のバカ…


気が付いたら教室には私だけ。


「はぁぁ…」


だめだめな私…


気が付いたら
私は机の上で眠っていた。





だけど


しばらく眠っていると誰かが私の頭を軽く叩いた。


誰?


私は起きる。


……え……


「おはよ、咲良。」


圭が笑って言う。


え?圭?


「なぜここに?」


「委員会終わったから。」


「そ、そっか…」


圭は私の隣に座る。


「良かった、咲良…まだいて。」


圭が笑って言う。


……え……


「今日、咲良と全然話せなかったからよ。」


…あ…


「あ、あの…圭…」


「てか、咲良からプレゼント…まだ貰ってないんですけど。」


圭が言う。


……あ……


「た、たくさん貰ったくせに…」


「咲良のは特別だ。」


……え……