ただずっと、君だけを。




「えと…」


「俺、一年の時から森川さんが気になってたんだよね!」


……え……


すると


――グイッ


……え……


「行くぞ。」


「け、圭!?」


圭にいきなり腕を引かれた。



け、圭…?


ドキドキが止まらない。




圭と私はその場から離れた。






「圭、どうしたの?」


「イライラすんだよ。」


「へ?」


「わかんねぇけど…」


「圭…?」



「優太とあんま仲良くすんな。」


「ど、どうして?」


「あいつ軽いし。それに…何か嫌なんだよ。」


……え……


「どう…して…」


「わかんねぇよ。」


圭……


「あ、ありがと。また…助けてくれて。」


「いいえ。」


「あ、何か買って彩夏達の所に…」



何かかなりドキドキ
しちゃうよ。