「作りすぎてたくさんなの…」


私が言うと圭は袋を開ける。


「本当だ…トリュフがたくさん。」


「ごめんね。食べれる?」


「当たり前!咲良の料理ならいくらでもいける。幸せだな、俺。」


圭……


「ありがとう…」


「咲良、サンキュ。」


圭はそう言うとトリュフを食べる。


「ん…美味い!俺、こうゆうの大好きなんだけど。」


「本当?良かったー。本当に頑張ったんだ!」


喜んでくれて良かった!


「さーくら。」


「ん?」


すると
圭は私にキス。


あ、甘い…


「すっげえ嬉しい。」


圭は子供みたいな笑顔で言う。


圭…


「うん!!」


やっぱりバレンタインデーは素敵だなぁ。


だって


圭の為に頑張ったチョコを圭に喜んで食べて貰えるの。


すごく幸せな日だな。