「ありがとう!咲良!あたしもある!」


実和は私にチョコを渡す。


「ありがとう!!美味しそう!!」


すると


「悪いけど、受け取れないから!」


圭は女子達に断ってる。


「えー!?」

「チョコだけでも!」


「ごめんな。」


圭…


「良かったね、咲良。」


彩夏が私に言う。


「へ?」


「やっぱ彼女が1番でしょ!」


彩夏は笑って言う。


すると


「咲良。」


…へ?


圭が来た。


「圭…」


圭は私の手をいきなり引き歩きだす。


「え?圭…」


圭…







「ここなら良いな。」


圭と私は屋上へ。


「圭、あの…」


「チョコちょうだい?咲良の楽しみにしてたんだからな。」


圭は笑って私に言う。


「圭、実はね…」


私は圭にチョコを渡す。


「どうした?」