「咲良…」


「私は…圭のなんだから。他の男の子は見えないんだよ?」


「そうだよな。」


「不安にさせてごめんね?」


「咲良は悪くないよ。咲良の事、信じるから…俺。」


「うん。」


「さて、そろそろ帰るか。」


「あ、そっか。送るよ!」


「だめだ。俺、送った後咲良一人になるだろ?もう暗いし…」


「大丈夫。私、強い方だと思うし…」


「だめだ。」


「はい…」


圭は心配性だなぁ…


「じゃあな。」


圭は私の頭を軽く叩くと言う。


「ま、また明日…」


私が言うと圭は私のおでこにキスをして、家を出た。


今日もあっという間……


はっ…


「バレンタイン…」


そろそろやらないと。


大切な思い出にするの。


私って圭中心に生活してるなぁ…最近は。


けど、
今はとにかく思い出作りだよね!